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Cocreate Modeling PEで任意のdxfデータを取り込む方法

今日もCADネタ.
もやねお気に入りの無料3D-CADであるCocreate-Modeling Personal-Editionに任意のdxfデータを取り込んで3D化する方法について書きたい.

どういう時に使うかというと,例えば下図のように少歯ピニオンで転位歯形のかみ合わせを確認したり,
Auto-cad等で作図したカム曲線などをインポートして3次元オブジェクトとして編集したり,
といったちょっと特殊な用途になる.


このソフトで上図のような歯車の歯形(インボリュート曲線)を一から作図するのは相当難しい.
そこで外部ファイルをインポートしてこのCADで編集できるようにすれば,すでにあるモデルデータが有効に使える.

ここでは前回と同じ歯車(m=1.0 Z=40 t=6mmの平歯車)を作製する手順を紹介したい.

DXFベースで歯形形状を作製するには

前回紹介した KHKの歯形データを閉じた歯車に変換したdxfデータ を用意する.(もちろん,歯形データそのままでも可。)

dxfを読み込むとアノテーションという図面作成用のモジュールが立ち上がり,そこにロードされる.
dxfの線データはSD要素というこのソフト特有の2D要素に自動変換される.
そしてなぜか大きさが25.4倍になってしまう!(勝手にインチ換算されたため?)
そこでまずこの要素の縮尺を元のDXFに合わせるため全体を選択して右クリックでプロパティを出し,サイズを3.937%に縮小する.


SD要素のままではアノテーション内でしか扱えないため,これを3Dのモデリングに持って行く.
編集メニューから「コピー」をクリックし,次いで要素(歯車全体)を左ドラッグで窓選択する.
続いてアプリケーションモジュールを[Cocreate Modeling]に切り替え,形状を貼り付けるためのワークプレーンを作製する.
そしてメニューから[編集]→[貼り付け]を押すとWPに先ほどの2Dデータがコピーされる.


あとはこれを[プル]コマンドなどで押し出せば立体にできる.
もちろん,WP内で2Dプロファイルとして編集してから押し出しても良い.




3D-Modeling上にダイレクトに歯形データを生成するには

Lisp言語で書かれた外部コントロールを入力することで関数を元にWP上にダイレクトに点をプロットできる機能を利用する.
まずは元になる Lispファイル を用意する.(拡張子を**.lisp または ***.lsp に変更して下さい!)
このファイルの最初の部分にモジュールと歯数があるので
mdl 1
z 40
と入力する.
そしてCocreate-ModelingからこのLispファイルをロードすると自動で形状の作製が始まる.


上の図のような形状ができる.


歯車の歯の部分をトレースして2Dプロファイルに取る.


[回転]コマンドを使い,円周上に残り歯数を複写する.


あとは[プル]コマンドで押しだして出来上がり!


注意!
この手法を使えば任意のDXFベース,あるいは関数ベースの形状作製ができる.
しかし,形状が複雑になるためメモリの要求が厳しくなる上,CPU/グラフィック系へもかなりの負担をかけることになる.
高性能のPCを使うか,そもそも歯車であれば1歯だけ形状を作製してあとはただの円柱にするなど,部分的な移植に留めることを勧める.
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もやね

Author:もやね
長野県在住の会社員(メカニカル・エンジニア).
ロボットは完全な趣味としてやってます.
E-mail:
mo_ya_ne[a]yahoo.co.jp
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